がんの治療を行いながら、日常生活を送るのは大変なことだと思います。治療中は以前と全く同じ生活は治療中は難しいかもしれません。副作用で動きたくても動けないこともあるはずです。がんの治療も組み込んだ生活リズムを身につけていくことを考えていきましょう。治療で身体がつらいときは、和らげることを一番に考えましょう。副作用から回復される時には日常生活動作に少し重みをつけた時間を過ごしてみるのも良いかもしれません。例えば毎日少しずつ有酸素運動になるようなウォーキングやゆっくり歩いてみる等です。
疲労感は周りの人にはなかなか伝わりにくいものです。周囲の人につらいときはサポートしてもらいましょう。
抗がん剤治療を受けながら仕事にいったり、家事や家族のために頑張らなきゃならない場合もあります。特に家族には抗がん剤治療を受けたあとにはこういう状態になる、この時がつらいから手伝ってほしい、すぐに横になることもある、ということも理解してもらうほうが良いでしょう。
頑張りすぎることなく、自分自身のペースがとても大切です。