乳がんの治療で最も大切なのは早期発見・早期治療です。早期に適切な治療をすることで治る可能性が高くなります。
乳がんは身体の表面に近い場所に発生します。乳房は自分で触れることができるので、がんを発見できる可能性が高いです。
乳がんの早期発見のためには、定期的な検診を受診することに加えて、セルフチェックを行う習慣をつけることが一番大切になります。
乳がんに気づいた原因で一番多いものは「しこり」です。日常生活において、入浴中や着替えをする際にしこりのようなものがあることに気がつくことが多いようです。 しこりさ、浸潤がんが1cm超える大きさになると自分で触ってもわかることが多くなります。 乳がんのしこりは、弾力性のある梅干しの種のような感触といわれます。
乳房だけではなく、脇の下にしこりができることもあります。この際、通常は痛みは伴いません。 また、しこりがある=乳がんとは限りません。他の病気である可能性もあります。触診だけでは乳がんかどうかを、確実に判断することはできません。
セルフチェックは、毎月1回は行いましょう。そして、しこりの存在に気が付いたら、すぐに乳腺外科へ行きましょう。
自分の健康に関心をもつことが大切です。