10月になりました。
10月は乳がん啓発月間です。しかし、私たちは毎月が乳がん啓発月間だと考えています。乳がんは体表にできるため自分で発見ができる数少ない癌の一つです。そのため、マンモグラフィや超音波検査に加えて、月に一度はセルフチェックを自分自身で行い、乳房に変形やしこりがないかチェックしましょう。
乳がんの一部はマンモグラフィでは分からない場合もある為にマンモグラフィ検診をしていれば安心ということではありません。異常がないと判定されても、セルフチェックで気になることがあれば医療機関を受診しましょう。
自身の胸の正常な状態を知ることで、違和感に気がつくことができます。早期の癌である非浸潤性癌はがん細胞が乳管の中だけに留まる状態だが、早期にはしこりとして感じることは難しい場合があります。セルフチェックにより乳がんを早期発見した人は多いです。
「セルフチェック」
①鏡に向かって両腕を上げて、乳房に変形や左右差がないかチェックする。
②放射線状、または渦を描く様に手を動かして、しこりの有無をチェックする。入浴時は石鹸などを付けて滑りを良くする。
③仰向けになり、高くない枕またはタオルを折り背中の下に入れる。乳房の外側から内側へ指を滑らせて、しこりの有無をチェックする。
乳がんは早期発見ができれば、生存率は100%です。